夢で待ち合わせ

大きな寝言をぽつ、ぽつり

伊野尾くんに恋した日の話

 

 

どうも、まろんです!

 

すっかり肌寒くなりましたね。どうやら木枯らし1号が吹くとか吹かないとか。秋と冬の境目って曖昧でわからないな。空が高いからまだ秋かな。でも朝窓を開けるとピリリと冷たい空気が流れてきたり、ちらほら光り始めた街のイルミネーションを見ると徐々に冬が近づいているなと感じます。星が綺麗に見えるからもう冬だね。

 

そうそう、この前らじらーで伊野尾くんが自分を好きになったきっかけを知りたがっていたらしい。私は毎年鼻の奥が少しツンとなるくらい空気が澄んできて、切なくなるほど綺麗に晴れた空を見上げていると、もうすぐ冬が来るなぁ〜と思いながら秋晴れをずっと聴いていたあの頃を思い出します。私が伊野尾くんを好きになったのも丁度4年前のこんな季節でした。

 

 

 

早いもので伊野尾くんを好きになってから4年が経ちました。伊野尾くんのジャニーズ人生やHey! Say! JUMPの歴史の中ではごくごく最近の出来事ですが、私にとってこの4年は世界が変わったようにカラフルで、眩しくて、楽しくて、あっという間でした。

 

私の世界を広げてなんて事ない日々にたくさんの彩りを添えてくれた伊野尾くん。そんな伊野尾くんに出会って5年目に突入という事で、この辺で1度どうやって伊野尾くんを好きになったのか振り返ってみようと思います。

 

f:id:Maronn_17:20191113190054j:image↑初代アイコンの伊野尾くん

 

(先に謝っておくと、失礼な表現が多々出てきて嫌な気持ちになる方もいるかもしれませんが、今は微塵もそんな事思ってないのでどうか許してください。4年前の私は後で庭に埋めておきます。そして毎度の事ながら長いのでエナジードリンク必須です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私が伊野尾くんを知ったきっかけは母と妹です。

ドラマ『なるようになるさ。』を見ていた2人がある日「演技はめちゃくちゃ下手だけどめちゃくちゃ可愛い男の子がいるの!」「でも演技は本当に下手なの!そこがまた可愛いの!」「いま髪がマッシュルームのキノコくんでね、名前は伊野尾くん!」「Hey! Say! JUMPの子だって!」と興奮気味に話してきました。そんな演技下手なのかよ…伊野尾?知らないな…と思いながら特に興味も無く、ふ〜んと雑な返事をした事を覚えています。それが伊野尾くんとの初めての出会いでした。

 

 

母の影響で幼少期からジャニオタだったのでHey! Say! JUMPというグループは知っていました。でもその頃はKAT−TUNが好きだったので、KAT−TUNのバックについてた人しか名前を知らなくて、伊野尾くんは初めて聞く名前でした。(いや、伊野尾くんもバックついてたがな…DVDにバッチリ映っとるがな…今思うとJJも旧7も生で見てたのに当時全く興味なくて1ミリも覚えてないの勿体なさすぎる…)

 

JUMPがデビューした時もなんか同い年くらいの子がテレビ出てるな〜と思っていて、その記憶のまま止まっていたのであの子どもが…?と思っていました。(※全員年上)なのでJUMPと聞いても人数多くて若いグループくらいの認識で正直舐めていたし、何も知らないくせしてあまり良いイメージはありませんでした。今思うととにかく失礼すぎますね。当時の私を庭に埋めてやりたい…

 

 

 

そんな訳で、伊野尾くんの第一印象はHey! Say! JUMPというグループにいる演技はめっちゃ下手だけどとても可愛い(らしい)キノコくん”でした。当時はまさか自分がJUMPを好きになるなんて思ってなかったし、むしろJUMPだけはないと思っていました。逆に今思うとこんなお世辞にもいいとは言えないスタートだったなんて信じられないな。とりあえず4年前の私を庭に埋めたい。

 

 

その日をきっかけに、妹とお母さんがお気に入りのキノコくんを知った私はHey! Say! JUMPという名前に少し敏感になります。というのも、人数が多くてなかなか伊野尾くんを見つけられないと言う妹とお母さんの為に伊野尾くんを探しては「ほら、Hey! Say! JUMPだよ!」「マッシュくん出てるよ〜!」「伊野尾くんいたよ!」と知らせる、言わば報告係でした。

 

 

 

 

でもある時、ふとこんな事を思います。

 

待って、伊野尾くんめちゃくちゃ好みの顔してない???

これがなんの伊野尾くんだったかは覚えていませんが、いつものように伊野尾くんを探していた時にふと思いました。「あれ、可愛い…?」か わ い い???いやいやそんなはずは…もう一度よく見てみよう「可愛い…」

でもそれもそのはず、昔からずっと可愛い男の人が好きだった私(上田のたっちゃん甘栗期出身)が伊野尾くんの顔を好きじゃないはずなかったんですよね。むしろドンピシャにどタイプでした。なぜ今まで気付かなかったんだろう…今まで伊野尾くんを探す事に集中しすぎて伊野尾くんの顔をちゃんと見てなかったんだな…

 

でも、元は妹とお母さんが見つけお気に入りだった人。しかも確かこの時期はChau#が発売された頃で、テレビでJUMPを目にする機会も多く、2人がよく可愛い可愛い騒いでいましたがそれに対して随分冷たい反応をしてきました。それなのに突然私も伊野尾くんが好き!なんて言い出せず、しばらく興味のないふりをします。この気持ちはきっと気のせいだと言い聞かせて好きを認めない期間が数ヶ月続きます。(ちなみにその間に24時間テレビやCARnivalがあって私は後々ひどく後悔する。)

 

なんだよここで好きになるんじゃないのかよ!と思ったそこのあなた、まだです。まだなんです。(はよ進め)

 

 

 

この気持ちに気付いたのは多分24時間テレビの頃。だって、妹にこの曲可愛いんだよね〜♡とChau#を聴かされ、ここが伊野尾くんのパート!と教えてもらった時はまだ伊野尾くんが自分の好みと気付いてなかったので、へ〜と無関心でした。だからわたしはChau#出の伊野尾担じゃないし、あの伝説のFNSも伊野尾くんを探す為だけに見てました。おいお前、その耳と目は飾りか?今見たらFNSの伊野尾くんめっさ可愛いくておったまげるしChau#だって一緒に踊っちゃうくらい大好き。でもその時は本当に興味なかったんだよね、人って怖い…

 

 

 

その年の24時間テレビのメインパーソナリティがJUMPとV6という事で、伊野尾くんを知ってからなんだかんだずっと伊野尾くんがテレビに出ていました。JUMPが忙しくなると同時に私が伊野尾くんを探す日も増えました。今まで名前すら知らなかったのが嘘かのように伊野尾くんいろんなところにめっちゃいるじゃんね…

伊野尾くんをタイプかもと思い始めたのは多分このくらいからだった気がします。それでも24時間テレビは見なかったんですよ。気になるけど自分から見たいと言えない葛藤がありました。その時はまだきっと気のせいだし言うてそこまでだなって気持ちが大きくて、しかも当時学生で部活人間だったので明日も部活あるし寝よ〜!と余裕で割り切れてました。今となってはなぜそこでそんなあっさり諦めついたのか謎すぎます…4年ファンをしてきて1番の後悔、唯一の後悔が24時間テレビを見なかった事なので、私は変な意地張ってないで素直に24時間テレビ見たいって言いなさい。1日寝なくたって若さで次の日も動けるから大丈夫。たったひとつだけ願いが叶うのならば今すぐ24時間テレビが見たいよ(切実)

 

 

そして24時間テレビが終わり、少し落ち着いたので私の気持ちも一度落ち着きました。やっぱり気のせいだった、と。そんなある日、JUMPが横アリでライブをしていました。毎日横アリを通り過ぎて学校に行っていたので、ジャニーズが横アリでライブなんて日常茶飯事でした。それにその時文化祭など学校行事が忙しく、伊野尾くんのいの字も頭にありませんでした。だから母に「団扇買っとく?買ってきてよ!」と言われたけどいらないでしょ〜並ぶの嫌だし(笑)と本気にしませんでした。だがしかしだお前、その会話の2日後には伊野尾くんの団扇とポスターとフォトセが売り切れるからな…しかもそのツアーは後々初めて買う事になるJUMPのDVDのツアーで、団扇だけでも買えばよかったと後悔するCARnivalだから買っとけよ…!フッフーレッツゴーパ-リービーオーラァイ!!!

 

 

 

 

こんな感じで大事なポイントを逃しながらも、いつしかテレビにJUMPが出ていると母と妹の為ではなく自分が気になって見たいと思うようになります。ちなみに、今まで母と妹の為に血眼で伊野尾くんを探してたので伊野尾くんを一瞬で見つける能力はこの頃にはもう身についています。 特技:伊野尾くん探しですどうぞよろしく(?)

 

私が静かに伊野尾くんを気になり始めた頃、世間では伊野尾革命なんて言われて話題になっていたそうで、伊野尾くんの人気が爆発的に急上昇し始めると今度は逆に母と妹の熱が冷めていきました。本人たち曰く「あの時から目をつけてたのに見つかっちゃったね…」だそうです。それデビュー当時から伊野尾くんを応援してる人が言えるセリフだから…こうしてミーハーな母と妹の伊野尾くんブームはあっけなく幕を下ろしました。しかしそれはそれで伊野尾くんが気になってると言いにくい。でも心のどこかにあった罪悪感のようなものがなくなったので、伊野尾くんを好きになっていいんだ!と解放されたような気持ちになりました。

 

 

そこからはもう早くてですね、そもそも何歳?兄弟は?出身は?ととりあえず基本的なプロフィールを調べました。それからどんな曲があるんだろう?普段はどんな人なんだろう?と気になったら止まらなくて、片っ端から曲を聴いて動画を見ました。これあんま大きな声で言えないけど、当時はYouTubeにPVもメイキングもいたジャンもJUMPartyも、なんならコンサートもごろっごろあったんだよね。金も知識もない無知なJKだった私は毎晩YouTubeを漁っていました。(※だめです!)あとはたまに夜更かししてこっそりいたジャンとリトラを見ました。もうね、完全に好きなんですよ。でも私は頑なに認めません。毎朝JUMPの曲を聴いてるのに、毎晩寝る前に動画を見てるのに、それでもいや、まだ大丈夫…好きじゃない…と謎の意地を張り続けます。

 

 

 

 

 

 

ですが、遂に沼に落ちる瞬間がやってきます。それはキミアトラクションのメイキングで突然やってきました。

 

 

オタ垢を持っておらずFCにも入っていない私がJUMPに新曲が出たと知ったのはキミアトが発売した2週間位後でした。キミアトのメイキングがYouTubeにあがっていて知りました。でもメイキングって長くて時間ある時しか見れないからすぐには見れなくて、実際に見れたのは多分丁度今頃…デビュー祝った記憶ないからもしかしたら本当にデビュー日とかそのくらいだったと思います。

見ていたらいのあり劇場が始まりました。すっかりいのありも覚えた私は、この2人また茶番してる〜と思って見てました。なんか内容が不倫で、しかも泥沼化って感じで、正直見てるのがちょっと恥ずかしかったです(笑)なんであの題材だったんだろうね…よくわからないけど中身ないことが楽しいいのありが男の子らしくて好きです。知念くんもお付き合いありがとう!

 

 

そしてその時は突然やってきます。

 

 

いのあり劇場後編(?)で大ちゃんが伊野尾くんの顔を両手で挟んで振り向かせるシーン。

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その時我慢出来ずに笑ってしまった伊野尾くんを見た瞬間、撃ち抜かれました。恋に落ちる音がしました。初めましてじゃないのに一目惚れしたような感覚でした。何度巻き戻して見たことか。嗚呼…もうこれはだめだ、もう認めよう、と思いました。好きだと思いました。

 

 

私はこの日、伊野尾くんに恋をしました。

 

 

 

 

 

 

 

普段すぐ伊野尾くん好き!大好き!結婚しよ〜〜〜!!!(大声)となる私ですが、伊野尾くんを好きになった時は可愛い〜〜〜!!!好き!!!とはならなかったんです。意外でしょ(笑)

 

それよりもあの伊野尾くんを見た瞬間あ、好き…と思って、画面に映る伊野尾くんの笑顔が一瞬で脳裏に焼き付いて、ときめきがジワジワ広がっていって、静かに噛み締めるように伊野尾くんの事が好きだって思いました。認めるしかないんだなって、私この人が好きなんだなって、白旗!降参!完敗!観念するような気持ちでした。

 

 

 

 

それからはもう好きが止まらなくなってしまって。今まで気持ちにブレーキをかけていた分、溢れてしまって。伊野尾くんが笑えば好きだし、動けば好きだし、伊野尾くんの声を聴けば好きってなりました。

先にPVを見たので、キミアトの曲は後から聴いたのですが、カップリングの秋晴れが伊野尾くんのセリフからでドッヒャー!となって毎日秋晴れを聴いて、冬になったらignitionばかり聴いて、らじらーを聴いて…高校最後の冬は伊野尾くんで頭がいっぱいでした。周りが受験でピリつく中、癒しを与えてくれたのが伊野尾くんでした。(私は学校の進学率を2%下げての学年で3人しかいない就職組の1人だったので後半めちゃ暇だったし教室めちゃ怖かった)

 

 

 

家では冬の歌番組が楽しみでソワソワしてたり、こっそり引いたセブンくじの景品が部屋にあったりして、家族も徐々にこいつJUMP好きなんじゃね?と気付き始めます。こっちはこっちで素直じゃないので最近ちょっといいかな〜って、みたいな事言ってお互いなんとなく好きなんだな〜バレてんな〜と思いながらもあまりオープンにせず過ごしてました。思春期かよ思春期だよ。

 

というのも、就職先が地方で寮暮らしが決まっていたので、春になったらFC入ろう!1人になったら思いっきりオタクしよう!と決めていました。CDもコンサートもそれまで我慢しよう!もう少しの辛抱だ!と思ってました。CARnivalは買ったけど(しかもちゃんと初回限定盤)

 

だから京セラカウコンめちゃくちゃ行きたくて、でも行けなくて、同じクラスのサッカー部の男子が姉ちゃんにグッズ頼んでやるよって言ってくれてブランケット買ってきてもらって、カウコンのお猿さんをテレビにへばりついて見て、セトリ調べたら最高で発狂したの懐かしいな〜〜〜!!!(長い)京セラカウコンが円盤化されて本当によかった…これが見れるまで死ねないと思ってたもん…疲れた時は京セラカウコンってくらいたくさん見てるし本当に好き…「ぼくはビーフカレーでぇ〜す!そしてぼくはアボカドカレーだぁ〜!」一人二役、可愛い。

 

 

 

 

 

 

 

 

という事で、そんなこんなで卒業して圭人りんの誕生日にFCに入り、初めてのコンサートで光くんに心奪われたりしながら()今日に至る訳です。伊野尾くんを知ったきっかけは母と妹ですが伊野尾くんを好きになったのはキミアトのメイキングでした。

恋に落ちてからもダラダラ喋ってたのに最後雑かよ(笑)

 

 

 

 

もっと早く伊野尾くんを見つけていたらきっともっと早くJUMPを好きになっていたし、SUMMARYもジャニワも見れてたかもしれない。逆にもっと出会うのが遅かったら10周年を祝えてなかったかもしれない。それどころか今もまだ好きじゃなかったかもしれない。そう思うと不思議だよね。

正直、デビュー当時から見ていたかったかと聞かれれば見ていたかったです。10周年の時とか特に思った。デビューから一緒に歩いてきたかったな〜って。でも、きっともっと早く出会っていても好きになるタイミングは変わらなかったんじゃないかなと思います。伊野尾くんにもJUMPにもちゃんと出会うべきタイミングで出会えたんだと思っています。

 

そう思えるのはJUMPがどのタイミングで好きになった人も大切にしてくれるから。今が幸せだから。過去には戻れないけど、その分今を、これからを、一緒に歩いてきいたいな。

 

 

 

‪普段人にあまり興味がなく、何事にも熱しにくく冷めやすい私がかれこれ4年も伊野尾くんとJUMPが好きで、毎日その好きが減ることなくむしろどんどん増え続けているの本当にすごい事だなと思います。本当にこんな素敵な人たちを好きになれてよかったなぁ。伊野尾くんに出会えなければJUMPも好きにならなかったので、本当に毎日感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

いつかこの恋心が消えてしまう日が来るのだろうか。きっと来るでしょう。でもいつかの終わりを考えるのは寂しすぎるので考えません。私は今幸せだし、今日も伊野尾くんが美味しいご飯をたくさん食べてたくさん笑っていたらいいなと、ただそれだけを願っています。

 

 

 

 

 

伊野尾くんは私の尊敬する人で憧れの人です。たくさん救われました。ありがとう。大好きです。この先も毎年この季節に伊野尾くんと出会った日の事を思い出したいな。だって、伊野尾くんには悪いけどまだまだ好きじゃなくなる未来が見えません。できれば5年、10年、20年…と末永くよろしくお願いしたいところですが、とりあえずは今日も好きでいさせて欲しいなと思います。

伊野尾くん、今日も大好きです!

 

 

 

 

 

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